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蜷川実花の極彩色の世界がRobloxに登場、スマホで入り込めるアート空間を公開

  • 執筆者の写真: 株式会社Meta Osaka
    株式会社Meta Osaka
  • 4 時間前
  • 読了時間: 7分

月間3.8億人が利用するプラットフォームで、デジタルネイティブ世代に3Dのアート体験を


デジタル空間やeスポーツを活用して地域課題を解決する株式会社Meta Osaka(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:毛利英昭)は、写真家・映画監督・現代美術家の蜷川実花氏と共同で、国内利用者が前年比56%増と急成長中の3D空間プラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」(全世界で月間アクティブユーザー数3.8億人)に、蜷川氏の作品世界を体験できるオリジナルワールド「MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】」を2025年12月23日に公開します。


本ワールドでは、蜷川氏の代表作品の世界観を再現したアート空間を歩きながら鑑賞できるほか、家の中に隠れたKIMOKUMAを探す「かくれんぼゲーム」も楽しめます。


スマートフォンやPCから無料でアクセスでき、デジタルネイティブ世代に向けた 新しい3Dアート体験を提供します。


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企画背景 ― デジタルネイティブ世代の新しいアート体験

近年、Z世代やα世代の子どもたちは、デジタル空間での活動を日常的なものとして 捉えています。こうした世代に支持され、Robloxは世界で月間アクティブユーザー数が 3.8億人を超え、日本国内でも前年比56%増と急成長中です。


ユーザーが自由に3D空間を作成・共有できるプラットフォームで、 スマートフォン、タブレット、PCなど様々なデバイスから無料でアクセスでき、「作品世界に入り込む」「キャラクターになって探索する」といった没入体験が可能です。


今回、蜷川実花氏とコラボレーションし、極彩色の世界観をRoblox上に再現したアートワールド「MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】」を制作しました。


蜷川氏の作品世界を3D空間で歩きながら鑑賞できるほか、蜷川氏が手がける立体作品をモデルにしたオリジナルキャラクター「KIMOKUMA」を探すゲームも楽しめます。


また、クリスマスシーズンの公開に合わせ、蜷川氏監修のワールド内で使用できる限定アバターアイテムも販売します。



<ワールド概要>

タイトル:MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】(ミカ ニナガワズ・ファインド・ザ・キモクマ) プラットフォーム:Roblox

対応デバイス:スマートフォン、タブレット(iOS/Android)、PC(Windows・macOS)

利用料金:無料ワールドURL:12月23日に公開予定

アクセス方法:RobloxアプリまたはWebブラウザから「MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】」を検索(※12月23日以降)


公開日

◎テスト公開(α版):2025年12月23日(火)〜 2026年1月31日(土)

◎一般公開(β版):2026年2月予定 <テスト公開について>

今回の公開はα版として、正式リリース前のテスト公開となります。 α版とは、バグ(不具合)があることを前提とした開発段階の公開版です。 単なる先行体験ではなく、ユーザーの皆様に実際にプレイしていただき、バグ報告やフィードバックを集めることで、より完成度の高いワールドを目指します。 α版公開期間終了後は、一度ワールドをクローズし、いただいたフィードバックをもとにバグ修正やシステム調整を実施。 2026年2月の正式公開に向けて、品質向上に努めてまいります。

※Robloxのご利用には、保護者の同意が必要な場合があります。

※iOS、Androidは、それぞれApple Inc.、Google LLCの商標または登録商標です。

※Robloxは、Roblox Corporationの商標または登録商標です。


Roblox「MIKA NINAGAWA’s 【FIND THE KIMOKUMA】」イメージ

蜷川実花氏の作品で特徴的な“鮮やかな色彩・光の反射・幻想的な空間”をRobloxで再現


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蜷川実花氏 プロフィール

写真家、映画監督、現代美術家 

写真を中心として、映画、映像、空間インスタレーションも多く手掛ける。

クリエイティブチーム「EiM(エイム)」の一員としても活動中。

木村伊兵衛写真賞ほか数々受賞。

2010年ニューヨークのRizzoliから写真集を出版。

また、『ヘルタースケルター』(2012年)、『Diner ダイナー』(2019年)をはじめ長編映画を5作、Netflixオリジナルドラマ『FOLLOWERS』(2020年)を監督。

これまでに写真集120冊以上を刊行、個展150回以上、グループ展130回以上と国内外で精力的に作品発表を続ける。


個展「蜷川実花展with EiM:彼岸の光、此岸の影」(京都市京セラ美術館、2025年1月-3月)は、25万人を動員。

最新の写真集に『Eternity in a Moment vol.1‒3』(Akio Nagasawa Publishing & Case Publishing、2024年)がある。


蜷川実花氏 コメント

ずっとメタバースに興味があって、いつか自分が思い描く世界をつくってみたいと思っていました。

世界全体をつくるというのは、通常の展覧会ではなかなか実現することができないので、新しい体験ができました。

うちの息子たちにRobloxの中に蜷川実花のワールドができることを伝えたときに、これまでにないくらい「すごい!!」と喜んでくれたので、大人だけでなく、子どもたちも楽しんでくれたら嬉しいです。


蜷川 実花氏
蜷川 実花氏

Meta Osakaの取り組み ― 子どもたちの体験機会の創出へ

Meta Osakaは「大阪を世界一おもろい都市に」をミッションに、デジタル技術を 活用した地域課題解決に取り組んでいます。

Robloxでは、元東京消防庁の消防士と共同開発した防災教育コンテンツ 「バーチャル消防士体験」や、大阪・なんばエリアをイメージしたデジタル公園 「NAMBA PLAY PARK」を公開し、教育・地域活性化の場を提供してきました。


文部科学省の調査では、幼少期の体験活動が子どもの自己肯定感や精神的回復力を 高めることが示されています。

しかし現在、子どもの体験活動には経済的・地理的な 格差が生じています。


世帯年収で2.6倍の格差

 公益社団法人チャンス・フォー・チルドレンが2023年7月に発表した「子どもの『体験格差』実態調査」によると、世帯年収300万円未満の家庭では約3人に1人(29.9%)の子どもが、1年を通じて学校外の体験活動(スポーツや文化芸術活動、自然体験、社会体験、文化的体験)を一度も経験していません。これは世帯年収600万円以上の家庭(11.6%)の 約2.6倍です。


また、令和7年3月に文化庁が発行した「文化に関する世論調査 報告書」では、文化芸術鑑賞をしなかった理由として「費用がかかる」 (13.6%)、「身近に鑑賞できる場所がない」(11.2%)が上位に挙げられています。 


Meta Osakaは、デジタルプラットフォームを活用することで、居住地や経済状況に 関わらず、子どもたちが多様な体験に触れる機会を創出することを目指しています。


Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭コメント

既存のエンタメが若年層やファミリー層にリーチしづらくなる中、eスポーツやゲームは数少ない接点です。

蜷川さんの極彩色の世界観をRobloxで再現することで、 デジタルに不慣れな大人世代には新しい体験を、子どもたちには本物のアートとの出会いを届けたいという想いで制作しました。

Robloxは国内でも急成長しており、 このプロジェクトを通じてゲーム×アートの新しい可能性を提案します。


株式会社Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭
株式会社Meta Osaka 代表取締役 毛利英昭

Meta Osaka クリエイター 片原マサヲ コメント

蜷川実花さんの作品の"圧倒的な色彩"をRobloxの3D空間でどう表現するかが 最大の挑戦でした。

光の反射、影の落ち方、空間の奥行きを何度も調整し、 5ヶ月かけて完成させました。


Robloxは、ユーザー自身がクリエイターとして収益を得られるプラットフォームです。

世界Top1000のクリエイターの平均年収は約1.4億円という調査もあり、 次世代のクリエイター育成に大きな可能性を持っています。


Meta Osakaは今後、 Roblox制作を学べる場づくりにも取り組み、来年度には高校生以上を対象とした 講座も検討しています。

蜷川さんの作品を通じて、子どもたちに新しい創造の可能性を届けたいと考えています。


Meta Osaka クリエイター 片原マサヲ
Meta Osaka クリエイター 片原マサヲ

Meta Osakaについて

『大阪を世界一おもろい都市(まち)に』をミッションとして、RobloxやFortniteでのオリジナルメタバースの開発や、デジタル技術を活用したイベントの企画運営で地方自治体や地域の社会課題解決、経済活性化に取り組んでいます。


なんばパークス内「eスタジアムなんば本店」の「メタバースサロン」の企画運営や、全国で累計約9.5万人を動員した「こども万博」を主催。


南海電気鉄道株式会社、eスタジアム株式会社との協働により、「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」を推進し、その中のプロジェクトとして「XNAMBA(エックスナンバ)」など、AIやXR技術を活用した次世代の街づくりとエンターテインメントに挑戦しています。


企業概要

会社名:株式会社Meta Osaka

代表者:毛利英昭

所在地:大阪市中央区難波5-1-60 なんばスカイオ 27F

設立:2023年9月1日

事業内容:オリジナルメタバースの開発・制作/メタバース関連技術を活用した広告代理業務およびコンサル業務/デジタルツイン(リアルとメタバースを融合した)のイベント企画・運営/地方自治体や地域の課題解決や経済活性化のためのコンサル業務

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