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元消防士が監修した「バーチャル消防士体験」。ゲームで“本物の火の怖さ”を安全に学ぶ

  • 執筆者の写真: 株式会社Meta Osaka
    株式会社Meta Osaka
  • 3 時間前
  • 読了時間: 8分

「これ、ウチでもできますか?」


イベントや展示会でこのゲームを体験した方から、そんな声をいただくことが増えました。画面の中で火災現場に飛び込み、119番通報をして、ホースで火を消す。


子どもたちは夢中になり、隣で見ていた大人も気づけば前のめりになっています。遊んでいるようでいて、終わったあとには「火の怖さ」がしっかり心に残る。それが、当社がつくった防災教育コンテンツ「バーチャル消防士体験」です。


世界中の子どもに親しまれているゲーム「Roblox(ロブロックス)」の中に、火災現場をまるごと再現しました。


監修したのは、実際に火災現場に立ってきた元消防士。「本当の火の怖さを、安全に体験してほしい」という思いから企画・制作しました。



「バーチャル消防士体験」ってどんなもの?

ゲームの中に広がるバーチャル空間で、消防士になりきって火災の発生から消火までを体験できるコンテンツです。プレイ時間は1回およそ4分。

少しでも早くクリアを目指すタイムアタック形式なので、子どもたちは自然と夢中になります。



ゲームは、大きく3つの場面で進みます。


①「火災発見」

住宅から出ている炎に気づき、危険を察知するところから始まります。


②「119番通報」

公衆電話を使って119番通報をします。


③「消火活動」

火元を探し出し、ホースから放水して火を消し止めます。


この一連の流れを、自分の手で操作しながら進んでいきます。


ゲーム機やゲーミングPCなどの機材は必要ありません。

スマートフォンやパソコンがあれば、すぐに始められます。

世界中で遊ばれているゲーム「Roblox」の中でつくられているため、ふだんゲームに親しんでいる子どもにとっては操作もすんなり。小さな子どもから大人まで、幅広い年代が楽しめます。


現実の火災は、危険でそう何度も体験するものではありません。

しかし、いざというときに落ち着いて動けるかどうかは、「一度やったことがあるか」で大きく変わります。

バーチャル空間なら、その大切な“初めての一回”を、安全に、しかも何度でも繰り返せる。ここに、このコンテンツの一番の価値があります。


なぜ「バーチャル消防士体験」は生まれたのか

このコンテンツづくりのきっかけは、監修を務めた元消防士が現場で抱いた、切実な実感でした。


火災現場へ出動する日々のなかで痛感したのは、ある厳しい現実です。

消防隊がかけつけても、間に合わないことが少なくない。

火の回りは、私たちが思うよりもずっと速いのです。

だからこそ、その場にいる人が「これは危ない」といち早く気づき、すぐに逃げられるかどうかが、命を分けます。


ところが、これまでの防災教育では、その「火の本当の怖さ」がなかなか伝わりきらないという悩みがありました。

「火は危ないから気をつけましょう」と言葉で教えても、実際にどれほど恐ろしいものかは、体験してみないと分かりません。かといって、本物の火で怖さを味わってもらうわけにはいきません。


そこで生まれたのが、「バーチャル空間なら、リアルな火災を安全に再現できるのではないか」という発想でした。

画面の中でなら、ケガの心配なく、何度でも火災現場に立てます。楽しみながら、防災の意識を自然と身につけてもらえます。


数あるゲームの中でRobloxを選んだのにも、理由があります。スマートフォンさえあれば始められ、特別な機材がいりません。

しかも、いまの子どもたちにとってRobloxは、すでに親しみのある存在です。

「知っているゲームの中で学べる」なら、学校でもイベント会場でも、無理なく取り入れてもらえる。そう考えて、開発がスタートしました。


大人でも手に汗にぎる。「本物の火災」を再現したリニューアル版

「バーチャル消防士体験」は、公開後もさらに進化しています。リニューアル版では、実際の火災現場で起こるリアルな現象を、ゲームの中に取り入れました。


というのも、火災を経験したことがない人が思い描く火事と、現場で本当に起きていることの間には、大きな隔たりがあります。

「どんなことが起こるのか」を先に知っているかどうかで、いざというときの動きは変わります。だからこそ、リアルな現象まで踏み込んで再現しました。


たとえば、こんな現象です。

ひとつは「フラッシュオーバー」。

部屋の中に熱と煙がたまっていき、ある瞬間、部屋全体が一気に燃え上がる現象です。じわじわ燃えていたはずが、突然、逃げ場のない火の海に変わります。


もうひとつが「バックドラフト」。

酸素が足りずにくすぶっていた部屋に、ドアを開けた拍子などで新しい空気がどっと入り込むと、爆発するように炎が噴き出します。

「開けた瞬間が危ない」という、火災現場ならではの怖さです。


このほかにも、高い熱で床や柱が傷んで抜け落ちる「床抜け」や、煙が天井近くにたまる煙層と、床近くの低い場所に呼吸できる空気が残っている清浄空気層の境界線まで再現しています。

姿勢を低くして逃げることの大切さも、体験を通じて自然と分かる仕組みです。


こうした現象が加わったことで、難易度はぐっと上がりました。大人でも一瞬の判断を迫られる緊迫感を味わえる内容になっています。

ゲームとして手応えがあるからこそ、火災の怖さと、正しい行動が、記憶に深く残るのです。



広がる「バーチャル消防士体験」

「バーチャル消防士体験」は、すでにさまざまな場所で体験いただいています。


学校の授業で使われ、先生からも高評価


大阪・堺市では、市の教育委員会と連携し、小学校の防災授業に取り入れられました。

消火器の使い方を学ぶ授業と、「バーチャル消防士体験」を組み合わせるという試みです。

参加した先生からは「ゲームにすることで、子どもたちが集中して学べた」という声が寄せられました。実際、体験した子どもたちからは「楽しかった」という感想が数多くあがっています。

遊びながら学べるからこそ、防災の知識が自然と身につく。教育現場で、その手ごたえが確かめられました。


大阪・関西万博では、2日間で331名が体験

2025年10月、大阪・関西万博の会場で開かれた子ども向けイベント「こども万博」にも出展しました。

2日間で331名の子どもたちが「バーチャル消防士体験」に挑戦。順番を待つ列ができるほどの人気となり、火災現場に立ち向かう子どもたちの真剣な表情が、会場のあちこちで見られました。



新聞・ニュースでも話題に

ゲームで防災を学ぶ新しい試みとして、様々なメディアでも取り上げられました。



商業施設、自治体、学校、企業。こんな場面で活かせます

「バーチャル消防士体験」は、目的や場所に合わせて、さまざまな形で活用されています。ここでは、代表的な活用シーンをご紹介します。



▪️商業施設やイベントの集客に

ファミリー層を呼び込みたい商業施設や、子どもたちに楽しんでもらいたいイベントにぴったりです。子どもたちは「あのゲームだ」と足を止め、夢中になって遊びます。

順番を待つ子も、自分のスマートフォンで同じ世界に入って練習できるので、待ち時間まで楽しい時間に変わります。

ただ遊ぶだけでなく「防災を学べる」という趣旨があるため、企画として打ち出しやすいのも魅力です。


▪️自治体の防災啓発や、防災訓練に

「防災の大切さを、もっと多くの人に伝えたい」。

そんな自治体の思いにも応えます。

かたく思われがちな防災啓発も、ゲームなら子どもから大人まで自然と関心を持ってもらえます。地域のイベントや防災訓練に取り入れれば、参加した家族が「火の怖さ」を体験として持ち帰り、家庭で防災について話し合うきっかけにもなります。


▪️学校の授業や、防災教育に

堺市の小学校での事例のように、学校の授業とも相性のよいコンテンツです。

消火器の使い方や避難訓練といった従来の学びと組み合わせれば、子どもたちの理解はいっそう深まります。

特別な機材がいらず、子どもたちに馴染みのあるゲームを使うため、教育現場でも無理なく導入できます。


▪️企業のイベントやCSR活動に

企業が主催するファミリー向けイベントや、地域貢献・CSR(企業の社会貢献活動)の取り組みとしても活用できます。

「楽しみながら防災を学べる」という社会的な意義があるため、企業のメッセージとしても伝わりやすく、参加者の記憶に残る体験を提供できます。


3m×3mスペースがあれば開催できます

必要なスペースは、およそ3メートル×3メートル。会場の広さに合わせてレイアウトの調整も可能です。

パソコンや大型モニターといった機材は、すべて当社が持ち込みます。

企画から機材の準備、当日の運営スタッフ、会場を盛り上げる実況まで、まるごと当社がご用意します。

「こんなイベントで使えるだろうか」「このスペースでも大丈夫だろうか」そんな段階でも大丈夫です。イベントの規模や開催日数に合わせて柔軟に対応できますので、お気軽にお問い合わせください。



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